第879回 平塚市倫理法人会
経営者モーニングセミナー
- 開催日: 2025-11-7
- 講師: 鈴木 香 横浜市戸塚倫理法人会 会長
- 講話内容: 本気で自分に向き合うということ
- 記録者:平塚市倫理法人会 幹事 田中 秀学
講話「本気で自分に向き合うということ」

鈴木香さんは、静岡のお茶問屋の家庭に生まれた二人姉妹の長女です。
平成に入り、お茶の売れ行きが徐々に落ち込み、従来のビジネスモデルでは立ち行かなくなってきたことを痛感していました。
販路拡大のために奔走し、スーパーへの営業活動を続け、ようやく棚に商品を置いてもらえるようになりましたが、なかなか売れず、やがて棚から外されてしまう──そんな苦しい日々が続いたそうです。
そんな時に出会ったのが倫理法人会でした。
初めてモーニングセミナーに参加したその日のうちに、入会を決意されたとのこと。
「良い」と思ったらすぐ行動する鈴木さんらしい決断です。
入会後の1年間、ほとんど休まずにモーニングセミナーに通い続けたそうです。
1年を振り返ったとき、ふと「自分の至らなさ」に気づいたと言います。
それまでの鈴木さんは、「今のやり方が古く悪いからうまくいかない」と思い込み、ご両親に相談もしていなかった──それが問題だったと感じたそうです。
当時は、父母との関係もうまくいっていませんでした。
「感謝を伝えたい」「お詫びをしたい」と思いながらも、素直になれずにいた鈴木さん。
そんな中、後継者倫理塾への入塾が決まりました。
塾で与えられた実践課題は、「父母に100日間はがきを書いて送る」こと。
実践を始めてしばらくした頃、母から「そんなに大変なら、もうはがきはいいわよ」と言われてしまいました。
母の気持ちよりも「100日実践ができなくなったら困る」と自分のことを考えてしまっていたのです。
そのとき、田中肇さんから倫理指導を受けました。
「“ありがとう”という言葉に、感謝の心がのっていない」と指摘され、
“内観”の実践を行ってから、心を整えてはがきを書くようにと教えられたそうです。
やがて、心からの感謝が深まり、「父にお詫びと感謝を伝えよう」と思った矢先、
お父様がくも膜下出血で倒れ、意識が戻らない状態になってしまいました。
面会の際、これまでの感謝やお詫びの言葉をお伝えしたところ、
「聞いてくれている」と感じる瞬間があったそうです。
3か月後にお父様は他界されましたが、鈴木さんは「きちんと感謝を伝えられてよかった」と心から思えたと語られました。
ところが、父を亡くした後、母の態度が以前より厳しく感じられるようになりました。
「感謝も伝えたのに、なぜ…?」と悩み、再び倫理指導を受けます。
すると、「あなたは母の話を“聞いているようで、実は聞いていない”」と指摘されました。
指導内容はシンプルでした。
「母の話を、ただひたすら聞きなさい」
そして、「もし母から“お茶の仕事をやめなさい”と言われたら?」と尋ねたところ、
「その時はやめるしかない」と言われたそうです。
その後、母とじっくり話す機会がありました。
母の本音は、「お茶の仕事を継がれるのは本当は迷惑だった」とのこと。
父と母は本来、お茶の仕事をやめて、賃貸アパートなどを建てて穏やかに余生を送りたいと考えていたそうです。
それが、娘の「お茶を続けたい」という一言で、その計画ができなくなっていた──。
鈴木さんは「それではお茶の仕事をやめた方がいいのか」と尋ねました。
すると母はこう答えました。
「お茶をやめて悶々としているあなたを見る方がつらい。やるなら、きちんと決意を固めてやりなさい。」
この言葉をきっかけに、鈴木さんは母と心から和解することができたそうです。
最後に鈴木さんはこう締めくくられました。
「倫理を学ぶと、今まで見えていた景色が変わります。もちろん、良い意味で。
ぜひ平塚市倫理法人会に入会して、この変化を体感してほしいです。」
お話を伺い、倫理法人会が「悩み」「葛藤」「感情のすれ違い」を乗り越える力を与えてくれるすごい場所であることを、あらためて感じました。
平塚市倫理法人会 幹事
田中 秀学 記
会長挨拶

本日は、なんと9名ものゲストの方々にご参加いただき、会場がとても活気に満ちていました。
会長になられて2か月が経ち、最近はお父様のお話を素直に受け入れられるようになったとのことです。
会社を今後どうしていくかという大切な話も、心を開いて聞けるようになり、ご自身の成長を実感されているそうです。
会長という役職は責任も重く、決して楽なものではありませんが、その役をしっかりと受けきることで、大きな自己成長へとつながるのだと感じました。
平塚市倫理法人会 幹事
島田 幸一 記
会員スピーチ:島田 幸一 幹事

来週で、倫理法人会に入会して3年目を迎えます。
今回で6回目の会員スピーチとなります。
毎週学んでいる『万人幸福の栞』第5条「夫婦対鏡」には、
“夫婦はお互いを映す鏡である”と書かれています。
これを実践すると夫婦喧嘩にならないと聞いていますが、
私もまだまだ未熟で、つい口論になってしまうことがあります。
日々、自分の至らなさを感じながら学んでいます。
本日は、新婚生活の話をすると幸せ自慢のようになってしまいますので(笑)、
「後継者倫理塾」での学びについてお話しします。
今回の後継者倫理塾は、10名の塾生で活動しています。
泊まり込みで倫理を学び、塾生だけでモーニングセミナーを企画・運営します。
イメージとしては「毎月の富士研」のようなものです(私はまだ富士研未経験ですが…)。
倫理塾の前回の講和は渡邊幹事長のお話でした。自分を苦しめた女性がいた。
倫理指導をしてもらったところ、自分を苦しめる人の幸せを祈りなさいと指導されて、幸せを祈る実践した話でした。
島田さん、元妻と離婚した後、自分の子供に合わせてもらっていないとのことでした。
島田さん自身、思い出すのもとても苦しいのですが、もと妻の幸せを願う実践をしようと決意したとのことでした。
自分を苦しめる人の幸せを祈る実践、私では考えもつきません。嫌なことを思い出し、とても大変だと思いますが、実践が成功することをお祈りしています。
平塚市倫理法人会 幹事
田中 秀学 記
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