第873回 平塚市倫理法人会
経営者モーニングセミナー
- 開催日: 2025-09-26
- 講師: 川内 美喜男 一般社団法人倫理研究所 法人局 法人スーパーバイザー
- 講話内容: タンザニア報告
- 記録者:平塚市倫理法人会 会員 鈴木 智明(講話)
平塚市倫理法人会 幹事 鱸 智子(会長挨拶・会員スピーチ)
講話「タンザニア報告」
平塚湘南と平塚北ロータリークラブでの、2025年3月10日〜3月21日(9泊12日)タンザニア訪問について、講話いただきました。
訪問のきっかけは、ロータリークラブの会員がタンザニアで、ナプキンの工場を営んでおり、助成金のみならず、ナプキンを配布し、保健や性教育を行うため。 タンザニアは、イスラムとキリスト教徒がおり、ティンガティンガ(ペンキ絵)が有名。自然豊かで、コーヒーで有名なキリマンジャロがある。
タンザニアにある日本大使館やナプキン工場を訪問。工場をオートメーション化しないのは、雇用を守るため。 また、57校ある学校のうち、キバハ小学校に訪問。小学校ではサッカーボールも配布し、日本語でサインを求められるほど、子供たちはとても喜んでいた。
現地の子供たちと触れ合い、2つのことに気づいた。
- 日本と違い、子供を大事にし、面倒をみんなでみること。例えば、日本では電車の中で泣いている子供を見て注意したり、ベビーカーを見て嫌な顔をしたりするが、タンザニアでは困っている子供がいると周りのみんなで助け合う。
- 子供たちの目がキラキラしていること。日本と比べて恵まれない環境であるにも関わらず、タンザニアの子供たちみんな、今この時間を大切に生きている。日々好日を実践している。 私たちも今いる環境や先祖、家族に感謝して、今を生きることが大事。
私は講話を聞いて、自分の子供との接し方を反省しました。目をキラキラさせながら話しかけてくれる自分の子供に対して、忙しいときは頷くのみで向き合っておらず、またある時は携帯を見ながら話を聞いていないこともありました。まずは、自分の子供との接し方を見つめ直します。これからの未来を築く子供たちを大切にしようと思いました。
平塚市倫理法人会 会員
鈴木 智明 記
会長挨拶
本日の会長挨拶では、まず参加状況として、ゲスト2名、自単会参加率35%、そして目標である会員数135社を目指していることが共有されました。
会長は9月からその役を担われていますが、数年前は幹事でありながら会員スピーチを断るなど、理由をつけて避けていた時期があったそうです。そのような中で転機となったのが、川内美喜男法人スーパーバイザーの一言であったとのこと。その言葉をきっかけに、モーニングセミナーへ継続して参加できるようになったというエピソードが印象的でした。
また、倫理法人会での学びについて「経営の数字ではなく、人間力や自己成長につながるもの」と語られていたことが心に残りました。会長自身、皆に支えられていることへの感謝を繰り返し口にされており、その姿から「役を引き受けること自体が実践である」という前向きな姿勢を感じました。
最後に、本日は川内スーパーバイザーによるタンザニア報告、そして鈴木智明会員による最後のスピーチがあるとのご案内があり、会の流れに期待感を持たせる挨拶となっていました。
平塚市倫理法人会 幹事
鱸 智子 記
会員スピーチ:鈴木 智明 会員
鈴木智明会員が10月1日付で大宮へ転勤となり、本日が最後のスピーチの機会となることが伝えられました。
急な辞令に戸惑いもあったものの、新しい仕事を任され、初めての単身赴任に挑む決意を語られていました。当初は不安が大きかったそうですが、上司や先輩方とのご縁や温かい支えによって、前向きな気持ちへと切り替えられたとのことです。
特に印象的だったのは、倫理法人会での約1年間の学びについて触れられた場面です。講話者育成プログラムやお役に積極的に取り組みたいと考えていた矢先の転勤で、残念な思いもあるとの率直な言葉に、誠実さを感じました。それでも「ここでの出会いがなければ皆様ともご縁をいただけなかった」と感謝を述べられたことが、とても心に響きました。
最後は「場所は変わっても大宮で学びを続け、また再会できる日を楽しみにしている」と結ばれ、短い期間ながらも濃い時間を過ごされたことが伝わる温かなスピーチでした。
平塚市倫理法人会 幹事
鱸 智子 記
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