第881回 平塚市倫理法人会
経営者モーニングセミナー
- 開催日: 2025-11-21
- 講師1: 安田 雄彦 平塚市倫理法人会 幹事
㈱RBプラス・パートナーズ 代表取締役 - 講話内容: 「学びを経営に活かす」
- 講師2: 竹田 幸恵 平塚市倫理法人会 副専任幹事
- 講話内容: 「倫理に出会って」
- 記録者:平塚市倫理法人会 幹事 田中 寛人
講話1「学びを経営に活かす」

安田幹事は、元銀行員から経営コンサルタントに転職し、2018年に独立された方です。2023年7月に倫理法人会に入会され、約2年の学びを通じて得た気づきをお話しくださいました。
■銀行破綻とコンサル転職の苦難
1998年、勤務先の日本長期信用銀行が経営破綻。「企業を支える立場の銀行が潰れてはいけない」と痛感し、同じことを繰り返させないためにコンサルティング会社へ転職されました。
しかし38歳での転職は苦難の連続。最初のプロジェクトでクライアントから「こんな仕事にお金は払えない」と言われ途中降板。9段階評価で最低の「1」をつけられ、上司から「あなたはこの会社に来るべき人ではなかった」と言われたそうです。ちょうど第一子が生後4ヶ月の時期で、精神的にも追い詰められたとのこと。
6ヶ月間干される中で基本から学び直し、最後のチャンスを正月返上で頑張り抜いた結果、なんとか首がつながったそうです。
■倫理法人会での学びと変化
入会のきっかけは、コロナ禍で対面コンサルができなくなり収入がゼロになった時期。佐藤研先生の紹介でモーニングセミナーに参加し、「入会すれば良いことが起こる。波が来たら乗ることが大事」という言葉に背中を押されて入会されました。
想定外の良いことが起きたのは、引きこもりだった次男さんのこと。入会後に向き合う中で本人がやる気を出し、今では充実した大学生活を送っているそうです。「重く苦しかった気持ちがなくなった」という言葉が印象的でした。
■経営の「縦」と「横」
倫理経営基礎講座にある「経営の縦と横」の考え方を紹介されました。
- 縦(経): 寄って立つべき経営の基本・軸
- 横(営): 状況変化に応じた技術・技法
コンサルタントは横軸の話が多いが、縦がしっかりしていないとツールを入れてもうまくいかない。縦と横の両方ができるコンサルティングを目指すべきだと気づかれたそうです。
また「万人幸福の栞」の教えを自分のビジネスに照らし合わせ、「自分はなぜコンサルタントを志したのか」という原点に立ち返ることができたとのこと。
「コンサルタントの前に、人としてどうか」という学びが最も印象に残りました。技術や知識以前に、人としての在り方が経営の土台になるという気づきは、私自身の仕事にも通じるものがあると感じました。
平塚市倫理法人会 幹事
田中 寛人 記
講話2「倫理に出会って」

竹田副専任幹事は2018年に入会され、7年の学びを通じて変化した自分自身についてお話しくださいました。
■「我」と「邪」に気づく
冒頭、会場への質問がありました。「わがままな人」「人の目が気になって行動できない人」「褒められると返し方がわからない人」「頑固な人」など。「これ、全部私です」と笑いながら、これらは「我(自分勝手な考え)」と「邪(素直に受け取れない心)」の表れだと説明されました。
■講話を「評価する側」から「学ぶ側」へ
入会当初、毎週通ううちに講話者の話を「評価している自分」に気づいたそうです。
「この人の話は面白くない」などと思っている自分が嫌になり、「自分が講話する側だったら、どんな姿勢で聴いてもらえたら話しやすいか」と考えるようになったとのこと。
聴く姿勢が変わると、今まで見えなかったものが見えてきた。資料を準備してくれる人、会場を整えてくれる人の存在に気づき、朝礼に参加するようになったそうです。
■お役を通じての成長
朝礼で「リーダーと合わせる」「みんなと声を合わせる」という経験を通じて、自分の「我」が出てしまうことに気づいたそうです。「みんなより大きな声で」「みんなより上手く」という気持ちを抑え、周りと調和することを学んだとのこと。
また、褒められても「いやいや」と受け取れなかった自分から、「ありがとうございます」と笑顔で受け取れる自分へ変化。小さい頃から身につけてきた「鎧」を一枚一枚剥がしていく感覚だったそうです。
■「人は鏡」の体験
友人が組織の悩みを打ち明けた時、「どうせ伝わらないから言わない」と言う友人に対し、自分も「この子に何を言ってもダメだ」と思っていることに気づいたそうです。「私がそう思っているなら、誰かも私に対してそう思っているかもしれない」と気づき、言わないのではなく伝えることを選んだとのこと。
■自らを変える
最後に「親」という漢字に送り仮名「ら」をつけて「みずから」と読む言葉を紹介されました。自分自身がどう変わっていくか、それを倫理法人会で学ばせてもらっていると語られました。「幸せに恵まれる」という名前の通り、「幸せを恵んでいく役割がある」という言葉に、竹田さんの温かいお人柄が表れていました。
平塚市倫理法人会 幹事
田中 寛人 記
会長挨拶

先週の清水香専任幹事の講話「夫婦は一対の反射鏡」を受けての実践報告がありました。
「夫婦間で名前を呼んで挨拶する」という話を聞き、早速実践。奥様に「ゆりこさん、おはようございます」と声をかけると、「いさおさん、おはようございます」と返ってきたそうです。それが自然と続き、お子さんたちも真似するようになったとのこと。
さらに会社でも「○○さん、おはようございます」と名前を呼んで挨拶すると、「社長、おはようございます」と返ってくる。この小さな変化に嬉しさを感じ、会社の雰囲気も良くなると実感されたそうです。
「講話の中から一つでいい。何か実践できるものを持ち帰って行動に移すことが大事」という言葉が印象的でした。学んだことを即実践する姿勢こそが、倫理法人会の学びの本質だと感じました。
平塚市倫理法人会 会員
棚瀬 誠 記
会員スピーチ:
今回は、ダブル講話の為実施されませんでした。
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