平塚市倫理法人会、25日のモーニングセミナー講師は、神奈川県倫理法人会幹事長たなか経営研究所代表取締役田中肇さんによる『経営者のロマン!!』というテーマでご講演いただきました。
奥様のお父様様である印刷機械貿易株式会社元社長、宮城荘三郎氏より経営者としての哲学を学んだ田中さん。厳しい義父の下に学んだものは倫理の法則に沿ったものであったそうです。
偉大なる経営者から学んだからこそ、それを伝えると使命を感じている田中さん。そのお話は分かりやすく多くの経営者の会員さんにも改めて感じるような講演でした。
今までの経営からさらに新たな経営の考えも学べる場所が「モーニングセミナー」です。是非今週金曜日の朝6:00、ホテルサンライフガーデンに足を運んでください!!来週は平塚市倫理法人会 会員ハブウェイズインク 代表 松原秀樹さんによる「平塚市倫理法人会ホームページ~HPを作るとき取り組むべきたった1つのこと」というテーマの講演です!
皆様のお越しを心よりお待ちしています。
以下、講話の概要です。
奥様のお父様である印刷機械貿易株式会社元社長宮城荘三郎氏より経営者のロマンと哲学を学んだ田中肇さん、それは大きく分けて5つの事でした。一つ目は使命感を持つこと。苦しい戦争体験を経験された宮城氏は「生かされている」という自覚を常にお持ちになっていたようです。強い想いと企業理念とビジョンを持つことも経営者に必要なことだと学ばれました。
二つ目は顧客第一主義にするということです。まずは種をまき耕し、率先垂範し、継続する。お客様の都合を優先し、お客様が困っているときはすべてを投げ出す。打った商品はそのままにせず、わが娘のように一生面倒すること。このように顧客第一主義にすることも経営者にとって必要な要素です。
三つ目は情理(利)を兼ね備えるということです。経営者はもちろん「理(利)」を求めることは当然ですが、畏敬される存在で情のある厳しさも必要だと説いています。
最後は「苦難福門」ということです。義父の退社やご長男さんの喘息など様々な苦難と出会った田中さん。そこで倫理法人会と出会い、倫理指導を受けたことにより、転機が訪れました。その指導を的確に行うこと、苦難に真正面から向き合うことで、その苦難を乗り越えていったそうです。
縁ある人と企業の夢であるビジョン実現を支援することが使命と感じている田中さん。経営とは何か、経営者の心構えとはどういうところなのか、改めて感じることができた講演でした。
以下は当日のレジュメより。
岳父であり、人生の師である印刷機械貿易(株)元社長 宮城荘三郎氏より経営者のロマンと哲学を学ぶ。それは倫理の法則に則ったものであった。
- 使命感を持つ
生かされている自覚
強き想い
企業理念とビジョン- 顧客第一主義
種を蒔き耕す
率先垂範する
継続は力なり
お客様の都合を優先する
お客様が困っているときは全てを投げ出す
商品はわが娘なり- 情理兼ね備える
畏敬される
情のある厳しさ(厳愛)- 苦難福門
義父の退社
新規事業に対するプレッシャー
長男の喘息
倫理法人会との出会い
倫理指導を受ける
長男に詫びる
長男朝の集いに450日皆勤
義父の想いを継ぎ印刷業界支援を決意
縁ある人と企業の夢あるビジョン実現を支援することが我が使命
本日も美味しい和菓子を井筒屋さまからいただきました。きなこ餅です。今日も本当にありがとうございました。
コメントを残す