従うことのできぬ者、指令することかなわぬ

平塚市倫理法人会、今日のモーニングセミナー講師、原田善征 法人スーパーバイザーより『従うことのできぬもの 指令することかなわぬ』というテーマでご講演いただきました。

テーマである『従うことのできぬもの 指令することかなわぬ』は、会社の経営者であり、また単会の会長や県の会長を務められた原田様の学びであり、行動理念でありました。

今回の講話を通じて原田様の謙虚な姿勢や人としての生き方は、一経営者・一従業員という枠を越え、人としてどう考えるのか、どう行動するかの学びになりました。

毎週1度のモーニングセミナーそれぞれに物語がそして学びがあります。会員の方でなくてもモーニングセミナーにはお気軽にご参加いただけますので、是非今週金曜日の朝6:00、今すぐご予定をお願いします!

以下、講話の概要です。

昨年1月以来の講演となる法人スーパーバイザー原田善征さんは、仙台空港すぐそばの宮城県岩沼市にある老舗ホテル、「ホテル原田」を経営されています。

県南準倫理法人会と仙南倫理法人会の単会会長を7年、そして宮城県倫理法人会の県会長を5年務められました。県会長を退いてしばらくして東日本大震災が起こりました。臨時的に宮城県倫理法人会の会長に再び就任することとなりました。

「苦難は幸福の門」の実践を行い、「大変なことがあったからこそ倫理が必要」と各単会への会員拡大に努めました。

原田さんの思いが会員の皆さんに通じ、津波の被害の大きかった石巻市や気仙沼市は、震災前より会員の拡大に繋がりました。改めて「とてつもない苦難にあった人は実践する」ことを深く思ったようです。

また会長だから「従わす」ではなく、「従う方向に謙虚になり実行する」、みんなをまとめる役でことの重要性に気が付かれたとのことです。また人間の生き方として重要なことは、幸福を積むこと(積福)・幸福を分け合うこと(分福)・そして幸福を植えること(植福)と説かれています。

まさに「人の喜び、わが喜びに」、倫理の精神そのものでした。頭で覚えて実践しなくては、やりたいことに近づけない。目標をもち行動し、失敗すれば反省し夢に近づく、大変な経験された原田さんだからこそ語れる、重みのある言葉でした。

“東北言葉”の優しい温かみのある言葉の中にある、力強い思いが込められた内容の講演でした。原田様ありがとうございました。


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