平塚市倫理法人会、今日のモーニングセミナー講師は、大栄建設工業株式会社 小川裕喗 代表取締役社長より『行動』というテーマでご講演いただきました。

テーマである『行動』は、倫理では『実践』という言葉で常に意識されていますが、頭ではわかっていても自分ではなかなか実現できないことなのです。講師の小川様は学生時代に身をもってこれを悟り、まさに行動、あるいは実践されておられます。

今回の講話を通じて小川様の情熱を肌で感じると共に『行動』の大切さを改めて実感し、自分自身が家庭で、会社で、地域で、どう『行動』していくかを考えさせられました。

百聞は一見に如かず、直接講話をお聞きする事で得る物はとても大きいです。会員の方でなくてもモーニングセミナーにはお気軽にご参加いただけますので、是非今週金曜日の朝6:00、今すぐご予定をお願いします(行動)!

以下、講話の概要です。

小学生の時からいじめられていた小川さん。中学生あがれば、無くなると思っていましたが、無くなるところか、エスカレートするばかり。『これではダメだ』と思った小川さんは、いじめていた少年たちをトイレに呼び出し突き飛ばしました。それがきっかけで、いじめはなくなりました。

それが第一の行動であり『自分が変わらないと何も変わらない』という気づきにつながりました。高校卒業後、専門学校に進み、大手ゼネコン会社に就職し、現場監督を経験され、20代半ばで現在の大栄建設工業株式会社に就職されました。大手と同じようなやり方をしていた小川さんですが、社員の方はそのやり方に反発されていたようです。

しばらくして、父親である社長より、責任をすべて任されるようになりました。『仕事は向こうからくる』と思い、営業に力を入れていなかった小川さん。しばらくすると、仕事が少しずつなくなってきました。このままでは、いけないと思い、1軒1軒訪問するようになり、仕事が取れ社員の方も戻ってきました。

これが第二の行動であり『協働が大事』という気づきにつながりました。その後、平塚青年会議所を経て、茅ヶ崎商工会議所青年部に入った小川さん。

茅ヶ崎商工会議所青年部理事長に就任されました。就任されてからは、茅ヶ崎市4月の恒例行事『湘南祭』をまとめ上げました。2011年、東日本大震災の影響により『湘南祭』は中止となりました。『湘南祭』の実行委員のメンバーで、宮城県南三陸町の支援を行い、何度も現地に足を運び炊き出しなどの支援や募金活動を行いました。これが三つ目の行動であり『自ら行動しなければ、何も始まらない』という気づきにつながったようです。

茅ヶ崎商工会議所青年部理事長の役を終えた後も、茅ヶ崎市の発展に貢献している小川さん。『運命は自ら招き、境遇は自ら作る』を実践されている、『気づくだけでなく行動に移す』。

素晴らしい内容の講演でした。小川様ありがとうございました。


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