第529回 平塚市倫理法人会 経営者モーニングセミナー
相模原市倫理法人会石井正一会長
相模原市倫理法人会の石井正一会長といえば、《2010かながわ産業なび》で世界初のゼンマイを使った電力を使わない、自動ドアの開発でフロンティア部門で大賞を取った 株式会社アイスリーの代表取締役である。最近は、合同会社わざありを設立、相模原の地域のニンニクを使った香味オイル『我力』(がりき)を開発したり、などまさにフロンティア精神に溢れ、今後も何か新しいものを生み出すことを予感させてくれる、とても明朗な性格の方である。
今回の話の内容は、非常に純粋倫理の学びに特化した内容で、親への感謝が話の中心であった。『だまされて入会、今会長』というタイトルの『だまされて・・・』の意味が今ひとつよく理解できなかった。タイトルが全体のストーリーとテーマとしてどう関わっているのかが掴めなかったことと、よく話を聞いていると 決してだまされた訳ではないと感じたからだ。強い説得力を誇張して『だまされた』という表現を使っている訳である。
石井会長は、自分の親との関係について倫理指導を受けそして大きな変化があったことを講話の中で話された。倫理法人会の学びの中には、倫理指導という特別なコンサルがある。これは、事業のこと、家庭のこと、金銭的な問題や夫婦や子供の教育問題など、あらゆる分野の質問に倫理研究所から派遣された講師の方が気持ちよく答えてくれる。先生との相性もあるのでうまく会う先生が見つかるまで何度も倫理指導を受ければいいということもおっしゃっていました。
全体の講話を振り返り、気づいたことは、とにかく明るく前向きに徹底的に追求するフロンティア精神に溢れた人物であるということだ。一件普通の話のように聞こえるが、ストーリーを追いかけて行くと並大抵の探究心の持ち主ではないことに気づく。
モーニングセミナーの講話の魅力は、タイトル、実際の講話、それからその話を振り返り、どこにどんな学びが隠されていたのかを考えなおすこと。自分に置き換えて、何をどう落とし込むのか。必要なもの事をどうチョイスして、明日の糧にするのか、などが重要なポイントではないか。決して暇つぶしに朝6時から講話を聞いているわけではない。もう自分の仕事に専念してた方が、ずっと自分のためになるかもしれない。そこをあえて人の話に耳を傾ける。何か新しいもの掴み取るつもりでいなければ意味がない。
石井正一会長とのモーニングセミナー後の朝食会もまた味わい深い時間を過ごさせていただき大変感謝しております。
益々のご活躍を祈念申し上げます。
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