平塚市倫理法人会 経営者モーニングセミナー
新宿区倫理法人会 相談役 新倉かづこ
これからはファジー(曖昧さ)な時代である。白黒をつけるのではなくです。頑張る時代は終わるといってもよいでしょう。緩んでいくことが仕事でも、健康でも上手くいく秘訣でもあります。11月24日の平塚市倫理法人会モーニングセミナー講話者は、 新宿区倫理法人会相談役 新倉かづこ講師です。
かつてはバリバリのキャリアウーマンとして働き、男性と戦ってきた新倉講師。男女平等が言われていますが、男性社会に女性を合わせようとすると、無理が生まれてきます。女性と男性。人間としては同等ですが、本来は性質が全く違います。区別していくことが大切です。
同じことをするのが、男女平等なのではなく、お互いの違いを認め、受け入れることが本来での平等です。新倉講師は戦う意識で男性と向かい、人をジャッジすることが多かったそうです。それは自分自身の心や体にも不調となって現れるだけではなく、自分の子供にも来てしまいます。戦う自我が、一番身近にいる子供に影響してしまうのです。
そんな中で出会ったのが倫理法人会。そこで様々な学びをし、変化していきました。それはただ単に知識やノウハウを身につけるということではありません。自分自身が抱えていた、悩みや問題を吐き出してく場でもあります。「出す」という行為を繰り返すことで、自分自身の器がきれいになり、新しいものが入っていきます。
なんでも出すという行為は、ストレスを除去していきます。でも吐き出さずに我慢をしてしまうから、様々な歪が生まれていきます。それが、病となり、あとからではどうしようもなくなる。そんな方が多い世の中です。新倉講師の娘さんもそんなお一人でした。出産を控えたとき、ある病で、重病となり、治療は困難だったそうです。
そんなときに「私がしてしまったかもしれない、我慢をさせていたのかもしれない。」そんな風に感じたとき、ひたすら謝るということをされました。小さい頃から聞き分けが善いいい子だったそうですが、キャリアウーマンとして働き、寂しい思いをさせた、我慢をさせたかもしれない。そんな思いがありました。
だから過去のことも振り返り、ひたすら謝りました。ごめんなさいと。そうすると、娘さんは、泣き出し、溜まっていた思い、我慢をしていた思い、すべてを吐き出していきました。そして最後に、ハグをしたとき、ゆるんだそうです。緊張し力が入っていたからだふっと。。。
そこからは、ありえないような回復を見せてお医者さんを驚かせたそうです。良くなっても信じられないから、検査も何度もしたとのことです。あなたは信じられます?「謝る」ことが病を改善に向かわせたことを。そんなの信じられない。と思うかもしれません。でもこれは奇跡でもなんでもありません。現実に起こり、必然的なことです。
生理学的に説明をすれば、我慢をして、緊張していた体が緩んだことにより、栄養や酸素を運ぶ血液の循環が良くなり、免疫力や自然治癒力の向上につながり回復に向かったといえます。深い呼吸が入り、自律神経が安定しくことあるでしょう。
人は多かれ少なから我慢をしています。あなたはいかがですか?頑張ることがだめというわけではありません。そのままを受け入れる素直さが大切です。そのままでもいい、間違えてもいい、暖かく受けれ入れる度量でもあります。
それは、日々の気づきのなかで、心が喜ぶことしていること、ときめくことをしていること。そうすることで、自然とそういう方が集まってきます。もしあなただったら、どちらについていきたいですか?
・いつも眉間にしわを寄せ、ジャッジをして批判ばかりしている社長。
・いつも朗らかであなたの意見をよく聞き、尊重し、度量の広い社長。
人を変えたければ、まずは自分自身から。度量の広さが築かれるモーニングセミナーに参加してみませんか?
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