ネパールってどういう国かご存知ですか?インドとチベットの間に位置し、面積は北海道の約2倍。自然に恵まれており、農業や観光が主な産業。世界の屋根とも称されるエベレスト、ヒマラヤ等の山々で有名ですね。しかしながら、国内情勢として貧困問題を常に抱え、例えば失業率42%(2004年)、15歳以上の識字率は48.6%(2001年)となっており、経済発展も厳しい状況が続いています。
今朝の講話はそのネパールに学校を建設された成田会員です。話を聞き始めた頃は、とても貧しく悲惨な状況をイメージしてしまいましたが、学校建設のため現地を訪問された際の写真を披露され、映し出された自然豊かな景色と、そこに暮らす人々の表情を見て、経済的には厳しくともきっと美しい心を持った人々なのだろうな、という印象を受けました。
日々目の前のことだけを見ていると、海外はおろか国内の状況さえも見失いがちですが、成田会員のようにもっと視野を広く持ち、地球規模で何か少しでも貢献したいものですね。
会員スピーチは横田専任幹事です。もうかれこれ5ヶ月間、万人幸福の栞を時間をかけ、じっくりと読み解いているという話でした。その際参考書としている書籍を紹介されていましたので、ここでリマインドです。
「万人幸福の栞・解説」
純粋倫理の理解を深めるための手引きの書
故・丸山竹秋(第二代理事長)が昭和39年に本書を著しました。『万人幸福の栞』は簡潔・明瞭な名文から成る名著ですが、さらに、1条ごとに徹底した字句の解説と具体的な事例を紹介し、正確な読解へと導きます。同書の的確な手引き書、創立者の謦咳に接した印象を伝える書の一つとして、長く愛読されています。
気になった方は一般社団法人倫理研究所オンラインストアで購入できますので、ぜひお求めいただき、万人幸福の栞をより深く理解し、日常に役立ててください。
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