物は生きている

「物は生きている」というタイトルから、思想的な話、あるいは、マインド的な話を想像されていた方も多いのではないでしょうか。今朝の話は全くその逆で、小倉流仕事術とも言うべき実践的な内容でした。

特に使っていないものに対する「待機」と「放置」という捉え方はとてもわかりやすく、小倉流仕事術の1つのポイントになっていました。近年流行の「片付け術」の類の本や「トヨタの仕事術」との共通点も多く、それらを自社にうまく取り入れ独自のスタイルを築かれたのか、やはり仕事のやり方を突き詰めると同じところに行き着いたのかはわかりません。

いずれにしても、経営者としてそれを必要とし、自ら実践、そしてそれを会社全体に浸透させ、社風となるまで徹底してやり続けているところはまさに経営者のお手本です。「継続のためのポイントは継続である」というのがもう1つのポイントだったでしょうか。毎日掃除をしてから仕事を始めているから、毎日の掃除は楽に終わる、これを怠ると汚れが溜まり掃除が大変になる。楽にできるから毎日続けられる。掃除に限らず様々なことに置き換えても納得できますね。

一般社団法人倫理研究所 法人スーパーバイザー 小倉 裕美

残念なことに、掃除や毎日のルーティンに力を入れている日本的な企業というのはローテクであることが多々あります。しかし、ここでは書類などは手元に原本が必要なもの以外、電子化して保存しているというではありませんか。会社レベルでそれができている企業というのは未だに少ないのが現実なのに!

あと電子化できていないのは契約書くらいだそうですが、今ではインターネットでやり取りする電子契約サービスも普及し始めていますので、それに取り組めば日本で数少ないペーパーレスを実現している会社になりますね。

是非小倉流仕事術を学びたい方は、各地の倫理法人会で開催されるイベントをチェックしてみてください。あなたの街でも学ぶチャンスがあるかもしれません。今すぐ知りたい!という方は、以下のサイトで掃除と朝礼の様子が紹介されています。是非ご覧になってみてください。

株式会社アコス


コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です