令和7年4月11日(金)
第849回平塚市倫理法人会経営者モーニングセミナー
【万象肯定】
茅ヶ崎市倫理法人会 陣内 裕大 幹事
小学生時代に場面寡黙により
学校へ行くことができずに過ごしていた中
11歳の時、野球選手の鈴木一郎さんの著書を読み
イチロー選手の『言い訳をしない姿』『努力の先に今がある』という内容に心を打たれ
自分は『何かのせい、環境のせい、誰かのせい』と過ごしていたのだということに気づかされた。
そんな自分を変えたいと中学に入ったら3つの約束を自分の中で決意し
「野球部に入部、学校を休まない、毎日素振り1000本」の実践を通して
場面寡黙の症状を克服し自信をつけていった陣内講師。
社会人となってからは成長意欲の中で
営業職や、不動産業で経営に携わり
様々な自己啓発セミナーに投資してきた20代
自分の結婚をきっかけに友人からの勧めで『自分史』の作成を提案され
自分だけでなく大好きだがなかなか話せなかった母の自分史の作成をお願いし
出来上がった母の自分史のタイトルを見た時に
『母からたくさんの愛情を受けて育っていたのだということに気づいた』
できる自分でいなければ
ちゃんとしていないとと様々な付加価値で自分を承認したいと努力していたが
『ただいるだけで、命があるだけで価値がある』
と思えるようになったとお話しされた。
自分史の作成をきっかけに
恥ずかしくて日頃伝えることのできない本音の想いを絵本にする
「オーダーメイド絵本」
の事業を立ち上げたが
仕事のパートナーの裏切りを受け
事業不振と怒りに対し
自分を保とうとする葛藤で苦しい日々を過ごしていた。
その出来事を踏まえ自分の姿勢に向き合い
人を大切にすることを更に意識するようになり
自分にできる努力(様々な要・不要に向き合う)ことを続けていることをお話してくださいました。
苦しいときに倫理の学びがあり
一緒に学んでいる仲間がいることにとても支えられていた。
倫理指導・倫理実践から事業の回復に向かうまでの体験のお話と
様々な苦難の時に自分と向き合うことで気づきを得られ
乗り越えることを繰り返してきたお話は
会場の方たちに向き合いたくないことに向き合っていく勇気を与えてくれました。
幹事 竹田 幸恵 記
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