【反始慎終】実業を通じた社会貢献活動

令和6年11月1日(金)第826回 平塚市倫理法人会経営者モーニングセミナー

【「反始慎終」実業を通じた社会貢献活動】

平塚市倫理法人会 秋澤 史隆 会員

秋澤会員は、小田原の地で約300年続く、あきさわ園の代表をしている。

長男として産まれ、学生時代は何となく家を継ぐだろうと思い、東京農業大学に進学。

約200名の学生の中で2〜3%の学生のみが農家を継ぐ中、秋澤会員も進路をどうするか迷っていた。

そんな中、4年間の海外留学で様々な体験をし、何もない中でもやる気させあれば出来ること、日本の産業に貢献し人々の暮らしを守っていくために活動していくと決める。

現在は生産、加工、販売、体験、水源や里山再生等、産業の全てを担っている。

100年間は暮らせる暮らしがある。

そんな中、先般災害級の豪雨に見舞われ、大損害となる。

しかし、皆復旧に向けて前を向いて再建に取り組んでいる。

また、物価上昇や賃金上昇はしているが、農産物の値段は上がっておらず、農業のみでは利益が出ないどころか赤字である。

しかし、目の前の利益で動くのではなく、日本の暮らし、衣食住を守っていき、子どもたちの夢と希望を守り、未来を創っていく仕事をしている。

「元を忘れず、末を乱さず」

「和を以て貴しとなす」

の通り、自分たちが子どものときも、周りの支えが合って生きてきた。

大人になった今でも一人ひとりが役割を全うして支え合うことが大事で、後世にも繋いでいくことが大事である。

皆で欲しい未来を創っていく。

私は「生命保険会社の役割を超えていく」を掲げる明治安田に勤務している。

所属している部署でも新たな付加価値創造を目指し、私は未来世代との絆チームの環境保全ユニットリーダーとして活動している。

子どもたちのために明るい未来を創っていくこどが、先祖への恩返しだと感謝しながら、これからもお客さまを超えた地域社会貢献に繋がる活動をし、人々の暮らしの発展に貢献していきたいと思う。

会員 鈴木 智明 記


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