目の前のことを一所懸命やっていたらどうなるか⁉︎人生をかけた実験⁉︎or壮大な暇つぶし

8月16日(金) 第815回 平塚市倫理法人会 経営者モーニングセミナー
【目の前のことを一所懸命やっていたらどうなるか⁉︎人生をかけた実験⁉︎or壮大な暇つぶし】

釣部 人裕
東京都豊島区倫理法人会 会長

東京都豊島区倫理法人会の会長であり、出版社万代宝書房を経営されている釣部氏。

以前は教員やジャーナリストをされていたが、自身が冤罪被害を受けたことから母親と20年に渡る確執が生じたとの事。

その最中に倫理法人会へ入り、倫理指導を受けました。

倫理指導では、家族や経営などの数々の苦難に対して自分がどのような行動をしたら良いのか、その時必要な実践が課題として与えられます。

その時に課せられた実践は、「出さない手紙を書く」という実践。

当時、母親に放っていた罵詈雑言を、手紙に思う存分書いていいが、必ず最後に「産んでくれてありがとう」と書くこと。

実践で手紙を書いたら、書いた5分後に母親から電話があり、応対した妻から、母親が謝っていたと言われたという。

「産んでくれてありがとう」と書いたことから見えない世界と繋がり、母親から言われてきた言葉は、自分の事が心配で仕方なく言われた言葉だったと気づくことができた。

母親との仲直りから、倫理法人会の普及に努めようと会長職へ就き、その後墓参りをした時に、父親ともつながった感覚があったという。

父親は、大正7年生まれで、一木支隊という志願兵で、ガダルカナルの生き残り帰還兵だった。

父親の「日本人を守るために特攻に行った」という言葉。

現地での壮絶な体験、親友の自決。

自分を守るために自決された親友に、自分は絶対生きて帰る決意を誓い、帰還できた。

当時の体験を、終戦日に保育園で話した時の事が残された手記を読み、これは残さなければならないと、それが本にまとめる事だと思い、出版社設立、出版をされたという。

今回、終戦記念日の翌日にちなんで、戦争当時の実話を話してくださいました。

終戦から80年近く時が経ち、当時のお話を聴けることは少なくなっています。

真実を知り、そこからの教訓を忘れずに、命をかけて国を守ってきてくれたご先祖様へ、感謝し、恥じない生き方をする必要があると改めて考えさせられました。

講話にもあるように、まずは自分を産んでくれた両親:命のもとと心から繋がること。

そこから、自分の心持ちが変わり、自分が変わると世界が変わる。

数々の倫理体験を聴けるモーニングセミナーですが、本日改めて、根本的に大事なことを実体験として教えて頂きました。

幹事 山西朋子 記



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