6月21日(金) 第807回 平塚市倫理法人会 経営者モーニングセミナー
【人が変わることを期待しない。でも、変わっちゃった実践とは?】峰﨑 揚右
横浜市神奈川区倫理法人会 副会長
株式会社パプレア 代表取締役
父は経営者、兄は父の仕事を継ぎ、弟も創業者。母の実家も靴のメーカー。 父からもサラリーマンはやるものじゃないと言われていた。
新卒で1500人の会社に入ったが経営状況が見えない部分に不安を抱えていた。 様々なご縁で転職を繰り返し、独立前はナンバー2として仕事をしてきたので、 まわりから見たら良い人生に見えたかもしれない。
過去を振り返ると 朝9時から夜2時まで働くエンジニア時代や炎上プロジェクトに参画が多々。 また、ナンバー2になった会社では、36人いた会社の中で24人リストラにし、 仲の良い社員をツメて退職させること、 「社員の不満は会社の不満から、峰﨑の不満に変わる」など、 会社の事業は大きくさせてきたかもしれないが、やりたくないことをしてきた。
気付いたら、「なんで?なんで?なんで?」「畜生!!!」「何やってんだ」・・・
こんな言葉しか出てこない日常。 自分の当たり前が会社(その社長)では当たり前ではなく、 段々自分の居場所がなくなり、その場にいるのが辛くなってくる。
また妻からは「ワンオペ」や「人生つまらなそう」とも言われ、どん底状態・・・ そんな時、妻から、「やめちゃいなよ」「自分で会社やりなよ」と言われたことがきっかけで2016年4月に起業。
現、株式会社パプリア代表取締役。 会社員時代の自分の過去と反対のことの実践を意識し、働く人の笑顔と家族を大切にをモットーで経営されているとのこと。
一番印象的だったのが、 父とお兄さんが20年も一緒に働かれている中で、一緒に飲みにいったこともなかった関係だったのが、 後継者倫理法人塾をきっかけに100日間お兄さんに手紙を出し続けた結果、 そこからお兄さんの考え方が変わったことが功を奏し、 今では飲みに行ったり、2人で銭湯に行き裸の付き合いになったこと。
そして気付いたらお兄さんが倫理法人会に入会していたこと。 人は中々変われない中で、きっかけがあると何事もやらなきゃと思うことは多々あるが、中々出来ない。
やり方ではなく、あり方にこだわりを持つことで人生が変わるという貴重な講話を聴けたと感じました。 そして、人は変われるんだという勇気も貰いました。
会員 加藤 慎也 記
コメントを残す