5月17日(金) 第802回 平塚市倫理法人会 経営者モーニングセミナー
【転んでもただでは起きない!〜圧倒的ポジティブ精神】長原 和美
金沢八景倫理法人会 会員
スペシャルヒーリングサロン HappyNewEar 代表
「転んでもただでは起きない!~圧倒的ポジティブ精神~」というテーマで講話いただきました。
講話タイトルの「転んでもただでは起きない!」の由来は、かずみんさんが1歳の頃、転んだかずみんさんを見ていたお母さんが「泣くかな?」と思っていたら、泣くどころかそこに落ちていた石を拾って立ち上がったというエピソードから来ています。
一見転んでしまい苦難に思える状況でも、何かに使えるかも?!と石をつかんで立ち上がるという幼少期からポジティブ精神の持ち主であったことがうかがえるエピソードでした。
かずみんさんの経歴は10年間プラント設計会社に勤め、その後10年は専業主婦を経験、そして今年は起業11年目となる年を迎えられました。現在自宅でスペシャルヒーリングサロンHappy New Earという耳つぼ、アロマ、カウンセリング、心理学、脳科学等を使ってお客様を癒し、幸せにする仕事をされています。
そんなかずみんさんですが元々は自己肯定感がとても低く、自分に自信がない人間でした。そんな自分を変えたく、そして人脈を広げるために友人の誘いにより2023年2月2日に倫理法人会に入会されました。
入会後、倫理法人会は講話、勉強会、イベント、万人幸福の栞、職場の教養、倫理指導、富士研、成長意欲の高い仲間との出会い等により幸せになるための成功法則が学べる場だということに気づかれたそうです。
とはいうもののそもそも『幸せ』とは何だろう?という疑問を持たれました。そして倫理で学び日々の実践によりその答えを解き明かされました。
『幸せ』とは?を説明するため、幸せになるためには何が必要なのかをワーク形式で提示してくださいました。
◎人生の成功法則ワーク◎
仕事、健康、お金、心、時間、人間関係の6つの項目について、自分は現状幸福度が何点か自分を内観し点数付けするという内容のワーク。
倫理法人会入会前のかずみんさんは心の幸福度50点でした。
その理由は、前述の通り自己肯定感が低く、自分に自信のない子だと思い込んでいたからでした。
というのも、子どもの頃からお母さんに否定される言葉ばかり言われていたことが原因です。
顔、体型、表現への否定、かずみんさんのやりたいことは全てお母さんがやりたくても叶えられなかった夢にすり替えられる、好きな相手を否定される、褒め言葉がない、スキンシップがない等です。
唯一お母さんの笑顔を見たのは、かずみんさんが長女を出産されて孫ができたときで、かずみんさんはお母さんの笑顔を見て「お母さんって笑うんだ?!」と思われたそうです。
数々のお母さんからの否定的な言葉について今では、当時子どもを褒めずに育てることが流行っていたという時代背景や、お母さんの経験からのアドバイスとしての言葉だったんだと受け取っているそうですが、かずみんさんとしては信頼されていない!という気持ちが大きく、いつもお母さんに監視されている感覚で、自分の感情、言葉、行動をすなおに表現できない人間になっていました。
そんな中、万人幸福の栞から大切な気づきを得られました。
- 第6条P.51-4 子女名優 十二三歳までは全部両親の心行いの反映である
⇒親の言うとおりにしなければと思い込んでいた自分に気づき、自分に自信がない理由がわかった - 第17条P.113 人生神劇 人生は神の演劇。その主役は己自信である
⇒自分の人生を生きられてない!という気づきを得た
そこで『自分は人生の主人公になる』と決め、潜在意識に刷り込まれた自己犠牲な自分を見つけるために「本当はどうしたいの?」と自問自答することを実践されました。
しかし50年もの間に染み付いた癖や触れたくない苦しみ、悲しみに襲われることも度々あり苦戦。そんな中、潜在意識の書き換えがスムーズに行える人・物・環境・行動が必要ということに気づき、倫理で出会う人や勉強会、資料を活用することや普段の自分の行動を意識することをひたすらに実践されました。
その結果、お母さんのことを許すことができ、何よりも『自分はお母さんと仲良くなりたかったんだ』ということに気づかれたそうです。
この経験から、幸せになるための成功法則は自分に対して「本当はどうしたいの?」をくり返して、自分に対してすなおな心で生きることであると理解されたそうです。
かずみんさんは今では心の幸福度が50点だったのが80点まで上昇されたそうです。
心が満たされれば他の項目の足りない部分は『足りない』ではなく『伸びしろ』になるんだそうです!
多忙な現代人、過去の経験や周りの影響から「自分はこれがやりたい!」ではなく「これをやらなければいけない」で生きている方が自分も含め多いのかなと思います。
しかし、かずみんさんのように「本当はどうしたいの?」と自問自答し、自分のしたいことを叶えていくことで自分の心の幸福度100点を目指したいと思います!
新井 琴美 記
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