平成27年6月19日(金)第356回経営者モーニングセミナー講話は中村成信氏。
元茅ヶ崎市の職員として海岸を「サザンビーチ」と名付けたり、茅ヶ崎球場でのサザンオールスターズのライブを実現させるために奔走したりと、全国に茅ヶ崎の名を広めた中村さんですが、54歳で若年性認知症を発症し退職。
現在では、若年性認知症への理解を深めてもらいたい、初期の段階で周りに気が付いて欲しいとの想いで、全国各地で講演活動をされています。
若年性認知症にもいくつか種類があり、その部位によって症状も全く違ってくるそうで、講話している中村さんを見ていても認知症だとは全くわかりません。でも実際は、脳内の正常な部分とそうで部分が斑な状態で、例えば、感情の起伏が激しくなり、しかもその間の記憶が全くなかったりということがあるそうです。
認知症でまず大事なのは初期の段階で周りの人が気付いてあげることだと言います。いつもと違う行動をしているな、と気が付いてあげられるか、おかしな言動に気付いてあげられるか。そして傍からの見た目ではわからない認知症という病気に対する理解を深めていく人が増えれば、近所の認知症患者に対しても深い慈愛の心で接することができるのではないでしょうか。
会長あいさつ 平塚市倫理法人会 会長 篠ヶ瀬隆
倫理の実践を喜んで人に及ぼせるか、そこまで自分を高められるかという非常にいいお話をされました。
会員スピーチ 日本画家 内山徹
朝起きの実践と海から上る朝日に自分を変えられた体験をお話してくれました。
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