11月24日(金) 第777回 平塚市倫理法人会 経営者モーニングセミナー
【10分の活力朝礼で職場が変わる〜活力朝礼で先生が変わり、子供が変わり、そして親も変わった】石井 和則
神奈川県倫理法人会 倫理塾委員長、学校法人平成学園幼稚園 理事長・園長
幼稚園を経営する理事長であり園長先生でもある、
神奈川県倫理法人会 石井和則 倫理塾委員長の講話でした。
父親が経営していた幼稚園へ就職後数年が経ち、
いよいよ園長を引き継ぐことになるが、
幼稚園は「女性」の職場でもあり、
自分の居場所がないと感じながらも子どもの笑顔に救われる日々。
しかし少子化も相まって園児が減少していき、
教職員ともうまくいかず退職者が続出する。
さらに数年後に父が他界し、
園の経営や人材教育に苦慮する日々の中、
倫理との出会いがあった。
晴美台幼稚園の松井直輝先生の勧めで倫理法人会に入会。
日本の教育の現状を懸念している中、
子ども達を変えたいと思い描くが、
「まずは先生を変えないとダメだよ」という松井先生のお言葉に導かれ、
松井先生の職場で『活力朝礼』を知ることになる。
しかし女性が多い職場で『活力朝礼』を導入することにはかなり抵抗があった。
また反発されるのでは?
やったらスタッフやめてしまうのでは?
という思いを松井先生に伝えると、
「やってもいないのにやらないのは違うよ」
という言葉で『活力朝礼』を導入する決意をする。
女性はすぐに派閥を作ってしまうので、
毎日『職場の教養』を音読するペアを変えるなど工夫したり、
同じテーマを1ヶ月話し合ったり、
1日の良いイメージを思い描くことで脳はイメージ通りになるので、
「楽しい!」と思うことをイメージするように朝礼で実践を続ける。
そして先生方に「楽しく働いてもらう」ということを意識していると、
自然と子どもが変わり、
その保護者達も変わっていくのを実感した。
それまで漢字や英語などの教育に力を入れていたが、
それは枝葉の教育であり、同時に保護者を喜ばせるための教育だった。
そうではなく、もっと根っこの部分の教育=【態度教育】を導入することで、
子ども達が、落ち着いていて、
座って先生の話が聴けるようになる。
まさに『心の教育』を実現する。
すると少子化も関係ないくらい園児が増え、
「少子化」は言い訳に過ぎなかったと気付かされた。
石井塾長にとって倫理法人会とは、
『心の在り方を学ぶ会』
今後、自分の職場でも見習いたいことばかりでした。
ありがとうございました。
島田幸一 記
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