西野 順子 鎌倉市倫理法人会 専任幹事 神奈川県倫理法人会 法人レクチャラー 開運美眉塾 主宰

人生神劇 私の人生は・・・!

8月11日 第762回 平塚市倫理法人会 経営者モーニングセミナー
【人生神劇 私の人生は・・・!】西野 順子
鎌倉市倫理法人会 専任幹事 神奈川県倫理法人会 県内レクチャラー 開運美眉塾 主宰

28歳で結婚。
相手はプロテニスプレイヤーを目指す、
とても明るいけれど自分勝手な人。
怪我や急性アルコール中毒など
心配が絶えず、離婚を考えていた矢先に、
2017年9月
急性心筋梗塞で救急搬送された夫。
1時間の低酸素脳症の結果、
高次機能障害(認知機能、言語機能など)
幼い頃の記憶はあるのだが、
倒れた頃の記憶は全くなくなってしまった。
娘のことや自分のことを妻だという認識はあるが、
思い出などは全くなくなってしまった。
性格も大人しくなり、
スポーツ大好きだったが動体視力が著しく低下しほとんどできなくなってしまった。
足も細くなり、ほとんど寝たきり状態。
別人になってしまいました。
そこからリハビリの日々。

離婚したい相手なのに介護しなければならない。

そんな中、お世話になっている弁護士の先生に誘われ、
倫理法人会へ入会。

入会後早速1ヶ月で苦難がきました。

夫が「車を運転したい」

そんなの無理に決まっているのに・・・。

そこで倫理指導を受けることに。
指導票を読んでもらい、
言われた一言にハッとさせられた。
「あなた、ここに書いてあるじゃない。
 一生面倒見たいんでしょう?」
そのことに気づかなかった。
夫と一生一緒にいたいんだ。
そのことを夫に伝える。
「私が一生面倒見るからさ」
しかし、どうしても車の運転がしたい夫に玉砕。
結果、免許は取り消しされてしまったが、
挑戦させてくれたことに夫は満足していた。

幼少期に飼っていた猫のタマちゃん。
同居人に怪我をさせてしまったことがきっかけで、
3年飼った家族のタマちゃんを母親が勝手に捨ててきてしまった。
実際には「何で捨ててきちゃったの」と言う思いがあったのに、
そうは言わずに何も感じないふりをしていた。
毎晩布団をかぶって泣いていた。

後継者倫理塾の最後の実践
100日実践
夫にハガキを出すことに。
「いつも靴を揃えてくれてありがとう」など
夫「順子は自分のことをよく見てくれているんだね。
  これは宝物になるね。」と泣いて喜んでくれた。

続けていると、
だんだん元気になっている夫。
50日を過ぎた頃、
今度は夫が「一人でキャンプに行きたい」と言い出す。
立体視ができない夫はテントも建てられないだろうし、
下手したら死んじゃうかもしれない。
行けるわけない。
ハガキを出して勇気づけてしまったことが悪かったのかと、
ハガキは書くが、出せなくなってしまった。

夫が一人でキャンプに行くと言う予定の数日前のMSで、
講話者の方が言っていた、
「決意だけでは何もしていないのと同じだ」
と言う言葉にハッとして、
「夫がどうしても行きたいキャンプ。信じてあげよう。」
MS終了後すぐに夫に、「キャンプ行っていいよ」と連絡しようとすると、
逆に夫から「キャンプはキャンセルしました」と連絡がきた。

それなら二人でキャンプに行こうと誘い、
実際に行ったキャンプはテントはぺにょぺにょ、
忘れ物だらけで料理も・・・
でも楽しかった。

それでもまだハガキを出せなかった。

後悔すると言うマイナスエネルギーを使うのをやめ、
思い切って30枚ほど書き溜めていたハガキを夫にまとめて渡す。

「待ってたよ〜」といいタオルで顔を隠して泣きながら喜ぶ夫。
これで良かったと思った。

いつも何かに挑戦したいという気持ち。
それは昔飼っていたタマ。
幸せにできなかったタマに報いたい。
自分にできることで周りの人を少しでも幸せにしたい。

「まだ見ぬ自分に会いに行く旅」

この劇をしっかりと演じきりたい。

島田幸一 記

8月11日 第762回 平塚市倫理法人会 経営者モーニングセミナー

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