昨年12月、西姫路倫理法人会に入会させて頂きました。これまでもお誘いを受けていましたが、他の勉強会にも数多く参加していることと、娘と一緒にいる朝の時間を大切にしたくてお断りしてきました。しかし、娘の結婚を期に朝の時間が取れるようになり、2014年秋に私が実行委員長を務めた、クラッシックカーのラリーイベント、『ラリーニッポンとつなぐ姫路和こころ祭』で、倫理のお仲間に大変お世話になったことがきっかけで入会を決めました。
実行委員幹事としてご協力を頂いていた倫理のお仲間が、私からのお願いに、「ハイ」で対応し、次から次とやって来る難題にも、損得抜きで前向きに即行動し、解決していってくださる姿に感動しました。お陰様で、大成功に終わることが出来た感謝を行動で伝えることと、(則行動)を、学びたいと入会を決めました。
2014年4月初め、2回目の皇居の清掃ご奉仕に行かせて頂き、天皇皇后両陛下、皇太子殿下にご会釈賜りました。両陛下の尊く、清らかで、和やかで美しいお姿に、今回も大きな感動を頂きました。また同じ女性として、特に美智子様の、常に陛下の後ろを歩かれる謙虚なお姿に学ばせて頂きたいとも存じました。
年齢だけで言えば、皇太子殿下と私は同学年になるので、勝手に一緒に育ってきた同級生のような感覚を持っていたのですが、颯爽とお部屋に入っていらっしゃった皇太子殿下に初めてお目にかかった瞬間、「ごめんなさい。本当にすみません。」と存じました。
それほど皇太子さまも、本当に清らかで素敵でとても美しい立ち居振る舞い。皆様に接する所作も本当にお優しかった。代表の方、おひとりおひとりと接する時間は決して天皇皇后両陛下のそれを超えることなく、およそ3分ほどのそのお話をお聴きになるときには瞬きをなさらないのでした。
その瞬間に何が起こるかわからないので、一瞬一瞬を本当に大切に接してくださっているということだと存じました。子どもの頃から皇室として自覚を持って生きていらっしゃるから身に付けられたことだと存じ、感謝でいっぱいになりました。
その後、今回皇居清掃ご奉仕に連れて行ってくださった北海道神宮の大楯様から、4月26日の皇居雅楽堂での雅楽演奏会の招待状を頂き、娘と伺うことが出来ました。約2時間前から並び、2階に席をとることが出来ました。その後、その日、両陛下がご臨席になることをお伝え頂きました。
私の席からはそのお姿は拝見できませんでしたが、広い雅楽堂の空気が、シューっと一瞬で清らかな氣に代わり、扉口が開いて両陛下がお出ましになったことがわかりました。それから、階段に向かって進まれるお姿を拝見することが出来ました。
(さらさら歩く) まさにその表現がぴったりの美しい歩み
この(さらさら・・)は、今年1月、森信三先生の『修身教授録』 で、出会い感動した言葉でした。(階段は、さらさら登る。道や廊下を歩く時と同じように・・。)階段を、さらさら登る・・ 流体・水が流れるが如く・・静かに。 両陛下の歩みはまさに そのさらさら。
そして、階段の正面にいた私のところに、両陛下のお姿より先に、さらに清らかな氣が階下から上がってくるのが感じられてから、踊り場にお姿を見ることができました。もちろん、私どもは皆、立ち上がりお辞儀をしたままお迎えしていたのですが、目だけはしっかりと拝見しておりますと、踊り場から一歩階段に足を乗せられる寸前で、陛下がスッと美智子様の腰に手を回されてエスコートされるお姿を見ることができました。
自然なそのお姿は、本当に美しかったです。お二人で、さらさらと静かに私の正面に上がっていらっしゃって、にこやかにお辞儀をしてご挨拶くださいました。 美智子様からはお優しいお声で「ご一緒に。」と、お言葉もかけて頂くことができました。
その後、ロイヤル席にお立になって、皆様にお手を振ってご挨拶くださいました。2階席の私どもは勿論、1階席の皆様も両陛下を見上げて、一生懸命に手を振られたり、拍手をなさいました。皆様、喜びに顔を輝かせながら、涙を流していらっしゃる。
そして、恐らくご本人は気が付いていらっしゃらないのでは、と存じましたが、(うふふ) とか、(おほほ)とか、本当に嬉しそうな笑い声があちらこちらから聞えてきました。その全体の様子を拝見して、気が付きました。これまで、震災など起こるたびに、両陛下は被災地を訪ね、冷たい体育館の床に座り、被災者の方々を励ましてくださってきました。
その時のお写真など拝見するたびに、被災者の方の、家も家族も全てを失くした絶望の中にいらっしゃる方でさえ、微笑んでいらっしゃるお顔に、天皇皇后両陛下に対し、失礼がないように思いやって微笑まれていらっしゃるのかとも思ってきましたが、いや、違う。そうじゃない。と、存じました。
どんなに過酷で絶望の中にいらっしゃる方でさえも、両陛下の訪問を受け、お会いになった瞬間、そのお会いできている瞬間だけは、悲しみも苦しみも不安も全てを忘れることが出来ているのに違いない。それほどの、喜びと感謝と安心感を ただそこにいらっしゃるだけで、その存在だけで、皆、頂くことが出来ているのに違いないと、 雅楽堂での皆様のご様子を拝見して、感じることが出来ました。
それは、決して、天皇という肩書があるからではありません。天皇皇后両陛下が、常に国民の幸せを、日本の国の安寧を、世界の平和を、私こころ無く、ひたすらに祈り続けてきてくださっているから。今上陛下、昭和天皇、だけでなく、縄文の時代から、常に常に、祈り続けてくださっている存在だから、お会いできるだけで涙があふれる。喜びを頂ける。それほどの有り難い存在を私どもは、頂いているのです。
皇居の中は、本当にゆったりと清らかで穏やかな氣に包まれています。小鳥が人に寄ってきます。カラスでさえもとても穏やかです。皆、和やかに優しくなります。私ども、ひとり一人が、天皇皇后両陛下や皇室の方々のお姿に学ばせて頂き、私心を無くし祈り、少しでも美しく生きることを努めれば、日本が世界の皇居になれると思います。
日本の国が世界の皇居になるように、皆で努めて、祈って、対立や争いのない平和な世界をつくっていきませんか?
あい✩えがお 代表 トータルマナー研究所 副所長 山本えり
会長あいさつ 会長 篠ヶ瀬隆
皆勤賞! 1ヶ月&6ヶ月
本日のゲスト
兵庫県倫理法人会 幹事長 中川伸一様
兵庫からご参加ありがとうございます!
キャラウェイ 宮木様
平塚で有名な美味しいカレー屋さんです!
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