4月21日 6時 第746回 平塚市倫理法人会 経営者モーニングセミナー
講師:一般社団法人倫理研究所 田形 健一 名誉研究員
今朝のモーニングセミナーは「一十百千万の実践」と題して昨日の倫理経営講演会に引き続き、田形健一名誉研究員の講話でした。一般に「名誉」が付くと「高齢」と言われるものですが、田形講師は姿勢が良く、ユーモアにあふれ、声も大きく、張りがありとても若々しい印象です。
一 一日一回ほめる
ほめる技術は観察力が大事。手を温めるとき、「ハー」と、さますときは「フー」とするでしょう?同じ息を吐く行為でもこれだけ違う。言葉使い、所作は心使い。
十 一日十回笑う
楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しい。まずは形から入って慣れる、これを習慣付けることが大事。
百 一日百回深呼吸をする
よくエレベーターに乗って「閉」ボタンを押していませんか?しかも連打で!扉が自然に閉まる時間は「4秒」だそうです。このわずかな時間が待てないのか?この間を人の幸せを祈る時間、とした。また、人の怒りは「6秒」これを意識して呼吸すること。呼吸とは「出す」が先、吐き切れば自然に「入る。心に裕を持ちましょう。ゆっくり呼吸することで免疫力が上がる。
千 一日千字を書く
仕事も手紙も今やパソコンがやってくれる。字を忘れていませんか?パソコンはなんども簡単にやり直しができるが、文字を書くのは真剣勝負。読めても書けない字がありますね。ある方は新聞のコラムを書き写すことを日課にしている。
万 一日一万歩歩く
出張の多い田形講師、外に出て歩くのではなく、室内を前後に「前に5歩、後ろに6歩」これを繰り返す。老化は足から、です。年齢を重ねて「貯金」ならぬ「貯筋」、適度に鍛えることが大事。
ということです。自身の経験や過去接した全国の会員の事例、万人幸福の栞を引用してのお話、聞けばなるほど簡単、ということですがいざ「出来ていますか?」と問われれば出来ていない。簡単な事柄でも田形講師の大きな声できっぱりと言い切り、伝えるさまは妙に説得力があるから不思議です。
相談役 篠ケ瀬 隆 記
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