4月7日 第744回 平塚市倫理法人会 経営者モーニングセミナー
講師:絵本でほっこりの会 絵本読み聞かせ講師 上甲知子
”絵本っておもしろい”がゴールとなってもらえたらいいなと、講話のところどころに絵本を交えながらお話くださいました。
小田原生まれ、南足柄育ち。3児の母で地方公務員から現在の絵本講師に転身された上甲さん。
成長とともに、知性は付くが、野生は抑えられ、こうしなくてはと自分を出せなくなっていっていた。
25歳で出産、その出産の経験が、一気に野生の感覚に引き戻され、出産が気持ちいいと感じられた。
しかし、野生のままではおられず、知性と野生のギャップを感じる機会になり、野生性満載の子どもの相手・仕事で知性を働かせ、知性と野生での葛藤があった。
子どもとの関りの葛藤から、絵本を子育てに取り入れると決めて、絵本を子どもに読んであげる・読んであげているという生活が始まった中で、大人は字を読み、子どもは絵を読むということに気づかされた。
実際にー絵を読むに意識を向けてみる絵本の時間ー感じた視点を共有。
何度も同じ本を読んでと言ってくるが特に楽しそうでもない子ども。
でもふとした瞬間に出た言葉が、子どもも絵本を読んでいるのだということに気づけて面白いのであると上甲さんはお話されました。
知性を使ってする仕事と、野生の子どもの子育ては相反する中で、多くの女性は葛藤している。
仕事をしながら子育てをする人たちの味方でいたいし、周りの方々もそれを知って温かい社会になってほしいとお話を締めてくださいました。
絵に注目するといろんな視点や気づきがあるを体感する時間でした。
また、知性と野生のバランスを取ることで、心の豊かさを育むことにつながり、絵本を通して、そのバランスが整えられていくひとつのツールとなるのだと、絵本の面白さを感じました。
様々な視点で物事をとらえるためにも、知性と野生のバランスを取り、多角的、多様性の視点を養い温かい社会づくりに私自身も貢献できるよう努めていきます。
竹田幸恵 幹事記
































































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