第726回 平塚市倫理法人会 経営者モーニングセミナー
テーマ:会社の運営は、朝礼から~倫理法人会に入会して朝礼に取り組んだ経緯をお話します~
講話者:川内美喜男法人スーパーバイザー
今期は2か月に1度、川内法人スーパーバイザーに講話をいただく機会をつくっており、今期2回目の講話でした!倫理法人会に入会して、朝礼導入への経緯と事例を通しての内容は学びが多い時間となりました。
介護の仕事への想い。それを若い世代の人へ繋げていくには?と個人的に朝礼・夕礼・川内塾を始めて見たものの続かない状況。そんな時、平塚のサンライフガーデン近くにあった大村総業という工具部品を扱うお店へ行ったら『職場の教養』が積まれていて手に取った。
毎日のことが書いてある。これを朝礼で活かせるのでは?これが倫理法人会を知るきっかけとなり、直接事務局へ連絡をして倫理法人会入会に至った。
倫理法人会に入る前は職員が出勤して、掃除が終わったころに出社していたが、倫理法人会に入会して朝礼に取り組むまでの1年、職員の誰よりも早く出社してトイレ掃除(他職員にバレない様に)をしていた。
職場的にも朝礼ができない理由がたくさんある。職員も朝礼なんてできるはずがないと…『でもやると決めたんです!』と。やれない理由、できない理由はたくさんある。
でもやる!と決め、朝礼を開始してから印象に残っている3つの事例をお話くださいました。
- リーダーで前に立ち職場の教養を読むと手が震えてしまう方→台の上に職場の教養を置き、リーダーを行うことに
→特に問題なくできるようになった - 医療職として仕事に来ている。朝礼をやるなら辞める!と中心核で働いていた看護師→辞めることにつながったが職場はまわった
→若手の看護師が活き活きと働けるようになり雰囲気が変わった - 職場の教養を読むのに5分ほどかけ、つっかえながらリーダーをする介護職員→読めないことで、辞めたいと志願したが、字を追うことに触れてみることから始めるのはどうか?と提案
→その後1冊の本を読むことを自己課題にして取り組み、つっかえることなく職場の教養を読めるようになり、拍手が起きた
朝礼は仕事への想いを共有する時間となり、『今』を大切にする時間にもなっている。朝礼を始めてから明らかに職場の雰囲気が変わり、20周年行事にもつながったと話されました。
事例から、できない理由よりできる方法を考えることの大切さ、潔さからの副産物、覚悟とあきらめない強さを感じる内容でした。リーダーシップの真髄に触れ、自分自身が変わることで周りが変わっていくを体感する時間であったように感じます。
背中を見せながら想いを伝えてくださる川内法人スーパーバイザーいつも本当にありがとうございます。今を大切にすることを意識しながら日々を過ごしていきます!
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