平成26年12月26日(金)平塚市倫理法人会 第331回 経営者モーニングセミナー講話は、平塚の至宝、松丸靖名誉研究員。
昭和39年、東京オリンピックの年に縁あって倫理と出会い、それからずっと倫理の勉強を続けてこられた大ベテランです。倫理という小さな灯を平塚の片隅から日本全国へとずっと照らし続けてきたその生き方がそのまま今日のテーマとなったかのようでした。
終始一貫が成功の秘訣ということで、栞の中から関連部分の解説をして下さいました。
そして「決心は九分の成就」、「一日一回」の繰り返しなど、純粋倫理の要諦を柔らかい物腰でお話して下さいました。

頑固一徹に倫理を研究・実践された講師の具体的に取り組んできたこともお話して下さいました。その中で苦手な相手、嫌な相手でも一日一個、美点を見つけ、一カ月それを続けるとその人を好きになっているというお話がありました。
彼我一体の境地に達すると。まさに今日から誰でも簡単に取り組むことができる事例です。こんなお話が聞けるのもモーニングセミナーの魅力ですね。
そして最後に平塚市倫理法人会の力で素晴らしい街にしていって下さいと結ばれました。
毎週学んでいるだけでは片手落ちで、実践すること、そしてそれを継続していくことが大切なのだと改めて思わせられた講話でした。
我々は法人会であるので、ここでの学びは会社をよくするために学んでいるのであるのだけれども、一事を徹することによりもっと多くの人に良い影響を及ぼすのだということも実感できた講話でありました。
松丸靖 名誉研究員講話
60年まえ倫理の勉強会が始まった、その一年後龍ヶ崎から転勤、39年6月に異動。会社の中央研究所が平塚にあった。
縁あって、平塚に来、倫理に触れる。この50年、倫理のことのみをやってきた。体調を崩していたが、この3月より少しずつ回復してきた。平塚には少しでも恩返しがしたい。
栞第九条にある。知識として知っていても、それだけではダメ。大自然の法則→純粋倫理(宇宙の哲理)
「新世」を5年間読んで勉強した気になっていた。なにも変わらない。それは実践をしていなかったから。そのことがわかったのが30歳のとき。
人生80年として29,220日。いまは男性でも平均寿命80.21歳。健康寿命はもう少し短いとすると、私はすでに95パーセントを費やした。「今日は最良の一日」が身にしみる。
一日一日が大事。うかうかしていられない。倫理に出会っていなかったら、、。一冊の「新世」を贈ってくださった当時女房の勤めていた会社の社長様を忘れない。
また、自分の誓いを立てた日11月27日は女房に言われた「何日続きますかね」という言葉を忘れないために、必ず「式」を執っている。これまでは二人でおこなってきたが、今は一人で執っている。
一事に徹する
レジメを見て欲しい。話だけだと、なかなか伝わらないので。
- 終始一貫が成功の秘訣
すべては妻の一言から始まった。「何日続きますかね」- 決心は9分の成就
- 一事に徹する事柄
要は、「一日一回」の繰り返し。- 継続は力
先約優先
先手の挨拶-人間関係構築の鍵-
美点発見 目の前の人の良いところを探す「彼我一体の原理」
小さな蓄え
読書の習慣
一日一首の短歌つくり- まとめ
会長あいさつ 篠ヶ瀬隆会長

倫理者=成功者=幸福者
「成功者」ということを昨日の幹部研修で拝聴しました。今日のモーニングセミナーに来場された方は本当にラッキーです。
平塚在住の倫理研究所名誉研究員 松丸先生の講話がお聴きできるのですから。たとえ目を瞑っていても、毛穴から染み入る倫理の真髄にお触れください。
会員スピーチ 田中耕一相談役

倫理法人会は、他の会と違って倫理を基にした会であるということを力強く語っていただき、今日の講師を多分にご紹介して下さいました。
丸山敏男伝16ページ 朝起きの話。明日の朝、ひと朝が「終始一貫」。
「次の日だけ」やるのだ。ということを徹底することが重要。何日も、何年もやる。などということは誰にだって困難なこと。
「今日一日」を続けること。倫理法人会の他との違いは倫理の学びを基にした会であるということ。
週一回の倫理法人会は金曜日であれば一度も休みなし。次回も1月2日に開催予定。
週に一度、体を耳にしてお聴きください。
今日の井筒屋さん ゆず羊羹

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