平成26年12月12日(金)平塚市倫理法人会 第329回 経営者モーニングセミナー。講話は、今年度の平塚青年会議所(JC)理事長の宝蔵寺賢氏。
25歳のチャラチャラしたサーファーだった頃にJCに出会った青年が、JCに入会したからこそできた体験を通して、人間として成長してきたことということがよくわかるお話でした。
今年度の活動紹介としてプチ平塚の活動があり、市外・県外からも視察が来るほどの話題となるイベントも行っており、地元振興のための活動が広く色んな地域へと波及しているとはお話を聞くまで知りませんでした。
青年会議所に限らず、その会に所属しても主体的に関わっていかないと得ることができないものは沢山あり、その中でこそ本当に自分自身が成長していくという当たり前のことを思わされました。本気で一生懸命に活動を行うからこそ、周囲にも自分自身にも還ってくるのだということを具現化された宝蔵寺さんのお話は重みのある内容でした。
宝蔵寺 賢 平塚青年会議所理事長 講話概要
仕事は建築関係の塗装業、若いころは海辺に住みボディーボードに明け暮れプロボディボーダーになる。
青年会議所 JCの「奉仕・修練・友情」の三信条に惚れ込み、青年会議所に入会。青年会議所は20歳から40歳までの「品格ある青年」であれば人種、国籍、性別、職業、宗教を問わず、 自由な個人の意思により入会することができる。
アメリカを発祥とし日本では1951年に東京で始まり平塚は55周年になる。
1月から12月までが「年度」なのでここで理事長職は終了。平塚では今年度20数名の入会者を得て75名で活動。
ボランティアと青年会議所の違いは、ボランティアは現在ある諸問題に対して、まずはそれを解決すべく活動する。
青年会議所は現在ある諸問題に対して、何が根本的な原因なのかを議論し、長期的なビジョンを持って活動する。いま地元平塚を一年を通じて 「七夕」を感じられる街づくりに取り組む。
昨年は平塚駅の発車ベルを「七夕さま」に変えた。今年は市民プラザに「七夕様の像」を建立した。
公共の問題点もあるが、「七夕神社」にしてお賽銭をあつめ、像の運営費用と七夕飾りの掲出費用に当てたかった。今後の課題。
七夕グルメの創出などもおこなう。子供たちのための「ぷちひらつか」も好評。
平塚商業高校の生徒さんたちの協力も仰ぎ、こどもたちに職業体験をしてもらう。高校生たちにも好結果が生まれている。
なでしこ地区での「ぷちなでしこ」も地元の人たちの協力も頂いて好評のうちに開催されている。東京の大田区からも視察団が来るまでになった。
自分もJCに入ったからこそ「硫黄島ミッション」に参加したり、福島の復興支援活動などに参加できた。社員を連れ、福島の原発被災地区にも足を運んだ。
今後も福島のハッピーロードネット
福島浜街道桜プロジェクト
などにも参画してゆくつもりだ。
会長あいさつ
この日は第二週ということで会長挨拶の中で誕生日会を行いました。平塚市倫理法人会では、毎月第二週にその月に誕生日を迎える会員さんに花束贈呈を行っております。本日の参加者の中では3名(内一人代理)の会員さんがおりました。
会員スピーチ
本日の会員スピーチは、真道陽一幹事。自社の朝礼に倫理法人会で学んでいる活力朝礼を取り入れているということで、具体的にやっている文言も紹介して下さり、朝礼に悩んでいる会員さんには大いに参考になるスピーチとなったのではないでしょうか。
会社の朝礼に 倫理法人会の役員朝礼の「役職者の心得」と「セブンアクト」を取り入れている。それを「パクって」会社で使いやすいようにアレンジしている。そのなかでも、「チームワーク」という言葉を「思いやり」に言い換えてみんなの一体感を醸し出すようにしている。
「チームワーク」と言うと、ともすると「体育会系」のイメージがあるが、「思いやる心」で皆の思いを一つにしてゆきたい。
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