新大阪倫理法人会 副専任幹事 大同生命保険(株) 営業職 堤 志緒

今を楽しむ!!倫理を学ぶことで、自分に素直になることができました

第671回 平塚市倫理法人会 経営者モーニングセミナー
テーマ:『 今を楽しむ!! 』~倫理を学ぶことで、自分に素直になることができました。
講話者:新大阪倫理法人会 副専任幹事 大同生命保険(株) 営業職 堤 志緒 氏

 今朝はいつもとは活気が違う。33名の朝礼、40名以上の参加者、拍手の音量もいつもより一際大きい。

 今日の会員スピーチは、新大阪倫理法人会の出崎相談役。昨日のイブニングセミナーの講師だ。普及の女神いや、猛獣と言われているとの本人談。昨日はその肩書き以上の内容の濃いセミナーをしていただいた。モーニングセミナーしか参加されない方にも、ぜひお話しを聞いていただきたく、会員スピーチの枠を使わせていただいた。

新大阪倫理法人会 出崎相談役
新大阪倫理法人会 出崎相談役

 本日の講話者堤志緒さんは、同じく新大阪倫理法人会の副専任幹事。今日につながる縁を紡いでくれた人だ。始まりはゴールデンウィーク、平塚の誇るオンラインチームと、安藤副専任幹事のアニメ動画による宣伝告知は、全国に平塚市の存在を知らしめた。神奈川県を超えて全国の他会からの参加者の中には、毎週のように参加される方も増えてきた。そのうちの一人がこの新大阪倫理法人会、堤志緒さんだ。

 当会大沢会長の会長挨拶が気に入ったとの理由で、毎週参加されるようになり、そして出崎相談役を誘ってくれた。じつはこのお二人は、昨年度第五地区のビックイベント南原竜樹さんの合同早朝講演会にもご参加いただいている。Zoom参加だったが、出崎相談役にIDが伝わらず、ご迷惑をおかけした。その時も間に入ってくれ、色々と対応していただいた。いつもニコニコしている堤さんは、猛獣と言われる出崎相談役のツッコミにも全く動じない。

 そんな謎の堤さんの素性が明かされる(?)

 堤さんは1973年生まれの48歳、子供の頃からムツゴロウ王国をみて育った彼女は、高校を卒業し進学に目標を見出せなかったこともあり、就職先に北海道の競走馬の牧場を選ぶ。住み込みで女性だけで競走馬を育てるという牧場に勤めるが、競走馬は経済的な都合で育てられる。決して幸せではない馬を見ていて、一生の仕事としては違和感を感じ、22歳で大阪に帰る。

 この時の転職先が現在まで続く保険の仕事となるが、この時もなんとなく決めたという。強い意志で選んだ仕事ではなかった。飛び込み営業もやったが、全く売れなかったという。法人営業が中心の保険の仕事、22歳の女性には荷が重い。それに加えて保険自由化の波が。環境、会社、自分には向いていない。

 競合ひしめく中、強い意志もなく働く女の子が勝ち抜いていけるはずもなく、自然とやめようという流れに。
自分に向いている仕事を探すため、セミナーに行くとこれまでの自分の間違いに気づく。

 できる営業マンとは?
・顧客のための提案。
・自分の仕事に誇りを持つ。
・自分に自信をもち、いつも前向き。

 これと正反対だったという自分に気づくと、転職ではなく、今の仕事の中で自分を変える選択をする。この辺が強さなのか素直さなのか。素直さが強さなのかもしれない。まずは愚痴を言わないことから始め、自分の商品を勉強したという。前向きな姿勢は周りにも伝わり、大きな契約に結びつく。これで自信を手にれると、数万円だった売上は7桁にまで届くようになる。

 倫理との出会いはこのあと。青年会議所の会員となった堤さんは、お役として講師の話を聞くために倫理法人会のモーニングセミナーに参加する。早起きもしてるし、すでにいろいろ実践をしている堤さんは、特に必要ないかなと入会の必要性は感じなかった。が、断るにも話を聞いてからと当時の会長から熱心に誘われ、いつ辞めてもいいからと入会。不真面目な会員だったが、来ないと電話がくる。断るのも面倒なので行くようになる。

 どこまでも受身な彼女だが、そんな時に出崎相談役と出会うと、倫理にひきずり込まれる。倫理に対する気負いはみられない、しかし倫理は参加すればするほど勉強になる。特に役を受けることで勉強になる。

 同じ一万円で。欲張りだから役を受け、さまざまな運営にも参加しているという。準備の大切さ、期限を守ることの大切さ、倫理のお役や運営から学んだことを、仕事にしっかり活かし、結果を出している。そんな堤さんは倫理を学ぶ中で、本当にやりたいことを見つける。

 やりたいこととは自分の好きなことで誰かの役に立つこと。それが馬との触れ合いだった。高校卒業後就職した競走馬の牧場、その後も乗馬など馬とのつながりは保っていた。当時はイメージと違い転職したが、自然や動物の魅力は忘れていなかった。

 馬の話になると顔が変わる。スライドに映し出されるのは、馬と触れ合う子供たちと合わせて、家族、親戚、そして出崎相談役まで駆り出されて馬の散歩をするの様子。みんなを巻き込んで、馬を通した地域貢献をされている。

 仕事もこうした活動も、淡々とした中にしっかりした芯を持つ。気負いなく淡々と、しかし自然からも倫理からも、純情(すなお)に学び、実践する。

 出崎相談役のエネルギーもすごかったが、その手綱を引いているのは、堤さんかもしれない。誰かが彼女のことを猛獣使いと言った。私ではありませんよ(笑)

 こんな素晴らしいお二人とご一緒できた奇跡に、改めて感謝したいと思います。

専任幹事 内山 聡 記

平塚市倫理法人会 経営者モーニングセミナー

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です