
第652回 平塚市倫理法人会 経営者モーニングセミナー
テーマ:『 仕事と人生を好転させる ある方法とは? 』
講話者:(一社)倫理研究所 法人局顧問 梶谷 晋弘 氏
神社巡りをしていた。地元の神社でもの総代として熱心にお参りをする。ある時その宮司さんに、祈るとは「意宣る」であると言われる。神様にお願いする場所ではなく、自分の意思を宣言する場所。その意思が神さまと合致した時、そっと背中を押してくれる。
芝寿司の二台目で現会長、以前は自分の力で経営していると思っていた、しかし今は目に見えない大きな力のおかげで、経営できているという。97歳で息を引き取った父を看取った。その父は毎日仏壇に手を合わせるていた。なぜ忙しいのに、毎日祈るのか? 若い時はそう思っていたが、今の歳になり、間違いなく見えない大きな力に動かされている、周りの人に支えられて。
人生で大切なこと。引き寄せの法則があると思う。自分の思い描いた未来に、引き寄せられたような人生を送る。
20代で研修の講師のコンサルタントの話
経営を成功させるのは、松下幸之助さんや稲盛和夫さんなら簡単だ。でも自分でやらなければならない。
1 ・10年後の会社を明確に描けるか?
2・そのビジョンを周りに語っているか?
3・そして周りの人たちと共有しているか?
自分のビジョンに引き寄せられる。明確なビジョン。時折講話で、目的の大切さを説く方がいる。
さらになんでもいいから、ナンバーワンになる。二番は誰の印象にも残らない。何かナンバーワン、オンリーワンになる。そこに集中する。一点集中。地域一番でよい。他にないオンリーワン。ここだけはダントツに強いを作る。
引き寄せの法則は、倫理法人会に入る前から知っていた。でも、本当の引き寄せは、スピリチュアルなんかではない。自分の意思が引き寄せる。
地域の一番店、鱒寿司の会社に目標を定める。教えを乞いに大きなライバルの会社の社長に会いに行く。憧れや目標は、なりたい自分の未来。直接教えを乞うという行動力。こうして教えを乞うのは、あなたを越したいからだと、率直に伝えると、いろいろ親身になって教えてくれた。
夢が願望であるうちは叶わない。具体的なゴールを持つ、期日を決める。和民の渡邉美樹 夢に期日を。そのためのシナリオ、方法を教える。成功のタイプは良く勉強すること。勉強しても原動力となるのは夢。
大沢会長に目隠しをする。時計まで歩いてみてください。不安で歩けない。目隠しを取れば、迷いなく行ける。
ビジョンは書く、さらに画にする、それを実現させたような工場を作ったという。
梶谷顧問は、年商数千万の親の会社を受け継ぎ、40億にまで成長させた、倫理でも有名な経営者。今回のその件はあまり触れませんでしたが、常に学び続け、夢を大きく持ち、それを明確化させていく。今回の講話は、骨太の経営論。そしてそれは見えない力を具体化するスピリチュアルとの融合。
倫理法人会に入り、見えないものの偉大さをはっきりと感じる。しかしまだまだ、活かせていない私のような会員には、大いに響いたのではないだろうか。
成功するかは表情などでは、わからない。自分の10年後を原稿なしで30分語れるか。それを積極的に語り、オーディエンスがみんな拍手したら。それは間違いなく成長する。学ぶだけで成功することはない。ビジョンを語り、そのビジョンを共感する人が集まること。経営力を磨く、経営力は人間力。強いメッセージは一貫して、自分も周りも納得する、共感されるビジョン。必要なものは、必要な時に与えられる。
ぼやけているビジョンを、今すぐ書き出したいと思う。
専任幹事 内山 聡 記


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