第623回 平塚市倫理法人会 経営者モーニングセミナー
テーマ:『 コロナ禍における青年会議所運動とまちづくり 』
講話者:(公社) 平塚青年会議所 理事長 平塚市議会議員 数田 俊樹 氏
本日の平塚青年会議所の理事長、平塚市議会議員でもある、数田俊樹さんのご講話は、同じ経営者団体を運営する上で、大変参考になり、また大いに刺激をもらいました。青年会議所は文字通り40歳までの経営者の団体で、一年ごとに理事長はじめ、役が変わるというスピーディーな組織。45歳で起業したわたしには、これまで直接関わりのない団体でしたが、今回青年会議所の活動や卒業生が活躍されている理由がよく分かりました。冒頭、コロナ禍での難しい舵取りとなった今年度を、絶対に活動を止めないという、強い決意でやり切った結果、30名、160パーセント増という、当初の公約を達成したという、素晴らしい成果をご披露されました。その後時系列で今年行った活動を、わかりやすい資料を元に、ご説明いただきました。
緊急事態宣言下での四月、オンラインに切り替え例会を開催、全国でも先駆けとなる。さらに自粛下でも止まることなく活動をする方法として、不要不急でなく、参加意義の高い献血事業を行う。これは会員も世間も納得し、大いに意義のある活動であり、まさにできない理由ではなく、できるための方法を考えるという、講話を通してのメッセージとなる言葉を象徴するエピソードでした。中止となった平塚市の伝統行事、七夕祭りをオンラインで開催するなど、平塚市のことをよく知り、地域に根ざした活動をやり切った、素晴らしい実践の講話でした。
会員を増やすのは目標ではあるが、目的ではない。平塚を素晴らしい世の中にすることが目的である。我々倫理法人会の普及にも、大いにつながる言葉だと思う。最後に「できない理由ではなく、実現する方法を考える」というメッセージをもう一度使い、講話を締めくくった数田氏には、「仕方ない」という言葉は無いようだ。
朝から変化の時代のリーダーにおおいに刺激をもらい、今日もテンション上げていきたいと思います。
専任幹事 内山 聡 記
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