倫理と職場は一対の反射鏡

戸塚倫理法人会の立ち上げと、幼稚園の経営者としてのスタートが重なり、倫理法人会での学びが園の経営に、また、園の経営が法人会の運営に、ともに役立ち自分の成長とあいまって良い感じで数年間を過ごしてきたとはいうものの、娘様とのエピソードを話されました。

そして、今、一番感じていることは、「人の支え」があって現在が成り立っているということ、そして、「ありがとう」を、口に出して言うようにしたいということだそうです。娘様とのエピソードとは、万人幸福の栞第六条「子は親の心を実演する名優である」にまつわるエピソードです。

私は、万人幸福の栞第六条のが、実生活の中でぱっと思い浮かぶという点に講演のポイントがあると感じました。先週に引き続き、法人会で色々な言葉を唱えていても実生活で生かせなければ意味がありません。本日の講話は、生かされた実例でありました。本日も勉強になりました。

平成26年11月14日(金)

佐々木真理絵氏講演 横浜市戸塚倫理法人会 専任幹事 さくらうみ株式会社 代表取締役

倫理との出会いと会社の立ち上げが一緒だった。倫理で学んだことを即会社へフィードバックでき、会社での実践を倫理で磨くことができた。一時退会も考えたが、そんなときには会社の職員が「他を削ってでも倫理へ行くべき」そんな言葉をもらって、発奮した。

そんな言葉から講演は始まった。

私はそれまで悩み事などを相談することはしなかった。社長たるもの、最後に決めるのは自分なのだから、弱みを見せたくない。そんな一心でこれまで生きてきた。

ところが倫理の人は「おせっかい」にもお昼のときに電話してきて職場前のカフェで2人で待っているから、会いたい。と。そこで、4時間待っていて、仕事が終わってから2時間話をした。

私は冷静に「休みたいのだ」と告げると一人は泣き出すし、一人は怒り出す。話が終わって、駅まで3人で重苦しい雰囲気のなかを歩き出すと中学2年の娘から電話が入る。泣き声だ。「学校に行きたくない」「すぐに帰るから」

飛んで帰り玄関を開くと、娘は泣いて待っていた。「友達が欲しい」「何でも悩みを話せる友達が、一人で良いのでほしい」と。そのときになぜだか万人幸福の栞の一節が頭に浮かんだ。熟読して覚えたわけではないのに。

第6条 子は親の心を実現する名優である。50ページ
「今していることを行ない、心に思っている事でさえ、そのまま親の身代わりに実演する」
私は、一人でなんでも決めよう堅く誓って生きてきたが、相談相手が欲しかったのはこの子ではなくて、私自身だったのかもしれない、、。

「お母さんも、そうかも」と打ち明ける。次の日に、電車で1時間以上かかる学校へ、クルマで送ることにしてなんとか登校できるようにする。子供もがんばっているのだから、親である私も一歩踏み出そう。

そう決意し、昨日の二人のうち、怒っていたほうに電話をしてみると(泣いた方だと、話がややこしくなる(笑))すぐに藤沢に駆けつけてくれて、話を聞いてくれて、スッキリしてきた。

一緒にいてくれる満足感。私よりも私を思ってくれる。何かが、倫理にはあるのを感ずる。

じぶんでつくった「ありがとうビデオ」の上映。

絵本 いとうひろし作「だいじょうぶ だいじょうぶ」の朗読

横浜市戸塚倫理法人会 専任幹事 さくらうみ株式会社 代表取締役 佐々木真理絵
平塚市倫理法人会にぴったりの話なので一冊贈呈します。と会長にプレゼントしてくださる。

会長あいさつ

平塚市倫理法人会 会長 篠ヶ瀬隆
平塚市倫理法人会 会長 篠ヶ瀬隆

会員スピーチ

日本画家 内山徹

今日の井筒屋さん 秋の山

井筒屋 秋の山

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